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青木宣親のバッティング理論 [打撃理論]

青木宣親は言わずと知れたヤクルトスワローズの背番号1を受け継いだスター選手だ。
今季209安打を打ち、自信二度目の200本安打を達成した。
毎年3割以上の成績を残せる青木選手の打撃理論はぜひ参考にしたところだ。

青木選手の持ち味はファールで粘って甘い球、難しい球問わず広角に打ち分けられることだ。
早稲田大学時代は主に2番打者として、首位打者にも輝いた。

そして意外にも大学時代はホームランを打っていない。
俊足で出塁率も良いが、バットにボールを当てる技術はかなりレベルが高い。

早稲田大学時代の監督は、青木選手に1番バッターを進塁させる打撃を身につけさせるために、レフト方向へ流し打つように指導した。
この指導により青木はシングルヒットを打つ技術、強いゴロを打つ技術を磨いた。

レフト方向への流し打ちは、身体の開きを抑えなければ打てないが、この打撃スタイルのおかげで、ファールで粘る事ができるのだ。

プロに入ってからは、シングルヒットだけではなく、長打力も増した。
プロの早い球にも打ち負けないのは、バットを短く持ちしっかり振り抜けるスイングスピードがあるからだ。

また、特にストレートにはめっぽう強い。
彼の打撃スタイルなら難しい変化球をカットし、フルカウントまで持ち込めば四級も選べるし、甘い球が来ればヒットにすることもできる。

ストレートに強いのは、ボールとバットの当たる角度が水平になるようにスイングしているためだ。
いわゆる「レベルスイング」と呼ばれるスイング軌道であるが、水平にスイングしていけば、タイミングがずれても、ストレートなら必ずバットに当たるという彼らしいバッティング理論である。

多少ボール詰まらされても、しっかり振り抜いていればヒットになる確率も高い。
この理論はぜひ参考にしたいところだ。

以前はバリーボンズを意識して、軸足のクルっと身体を回転させる長距離打法も実践するなど野球に対してとても研究熱心である。
どんな一流選手でも日々自分のパフォーマンスを向上させるために絶えず努力をしているのだ。

こういう野球への取り組み方や意識の持ち方なども参考にしたい。
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りんたろう

レベルで振ろうとするとダウンになってしまう。

by りんたろう (2011-03-13 22:02) 

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