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ウェイトトレーニングで150kmを投げる [投球理論]

「ウェイトトレーニングより走り込み」
この言葉は10年ほど前では投手にとっては当たり前となっていた。
筋力トレーニングよりも走り込みやダッシュを繰り返し練習しなければ投手として大成しない。
よく言われていたことだが、数年前から見直されてきている。
プロ野球では本格派ならば140km前後の急速がなければまずスカウトから注目されない。
むしろ最近では150kmを投げなければプロの目に止まらなくなってきている。
しかし、アマチュア選手でも簡単には140kmは出せない。
140km以上の速球を投げれる投手と頑張っても120km止まりの選手の違いは、そもそも基礎体力・基礎筋力に差である。
言ってしまえば、体の大きな身長が高い選手、手足の長い野球選手は投手としてポテンシャルがあるだろう。
体のしなりを使えば伸びのある直球を投げることが出来るため、野球センスがあれば中学や高校でも背の高い野球選手は一度は投手を経験するだろう。
また、体の大きな選手は体の発育とともに、体の小さな選手より付加する筋肉量が多い。
そのため、大成すれば140km以上の直球が投げれるのである。
しかし、身長の低い野球選手、体の小さな選手は140kmの速球を投げれないのかと言えばそうではない。
先にも述べたように、速い球を投げるためには体の使い方(野球センスに関わってくる)も大事であるが、絶対的に筋肉量も大事になってくる。
例えば、身体の小さな選手でも瞬発的な筋力が多ければ速い球を投げることができる。
これは速筋と言われ、反対に遅筋も存在する。
速筋と遅筋の量の割合は人それぞれであるため、短距離走が得意な人もいれば長距離走が得意な人もいる。
それでは、生まれ持って遅筋が多く、速筋が少ない選手は速い球を投げることができないのかと言えば、これまた違う。
これはウェイトトレーニングでカバーできるのである。
誰しも生まれ持った能力だけでは野球にしても他のスポーツにしても伸びてはいかない。
大事にはのは向上心と努力である。
現状維持より、さらに野球がうまくなりたいと思い、筋力トレーニングに励む投手は成長する可能性が高い。
例えば、今年、巨人にドラフト1位で入団し、現時点で8勝している澤村拓一投手は、高校時代は140kmほどの球速しかなかったという。
しかし、大学へ進学した澤村は150km以上の速球を投げるようになり、プロのスカウトから一躍注目の的となったのである。
澤村を変えたのは、言うまでもなくストイックなまでのウェイトトレーニングである。
身体が小さいからといって技巧派投手を目指すのも良いが、筋トレで基礎筋力を鍛えて本格派速球ピッチャーを目指すことも可能である。
具体的な筋トレ法はここでは述べないが、まずはベンチプレス、スクワットがおすすめである。
もちろん簡単に持ち上がるような重量でやっても何の意味もない。
最適な重量を見つけ、徐々に重量を増やしてトレーニングしていけば身体は大きくなる。
基礎筋力が向上すれば速い球を投げる確率は十分に上がる。
走り込みは投手にとって基本であり、重要である。
しかしウェイトトレーニングも同じくらい投手には必要である。

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軟骨


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あ

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